首にしこりのあるニキビ。それは粉瘤(ふんりゅう)かも。

HSP│繊細な私の考え事

「あれ、なんかできてる…」

首に赤いニキビのようなものができた。

 

ニキビ薬塗って寝ても、翌朝引いてない。
日に日に痛くなってきた…。

服がこすれただけで痛い。

…でも寒いからタートルネック着たい。

でも痛い。

 

 

その翌朝、

まだ痛みがひかないので旦那さんに

「なんかできたー」って見せたら、

 

パパシコス
旦那

それ、粉瘤(ふんりゅう)じゃない?

 

え?

粉瘤(ふんりゅう)ってなに?

 

 

…と言うわけで、今回は

・粉瘤(ふんりゅう)について

・年末で唯一開いてた病院が古い病院

・まさかの「レントゲン室」で即手術

・出血止まらずひと針縫った話

 

をおおくりします。

 

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首にできたニキビ、それは粉瘤

どう見てもニキビか吹き出物にしか見えない。
でもそれは粉瘤(ふんりゅう)でした。

粉瘤とは、皮膚腫瘍の一種です。 また、アテロームとも呼ばれています。 何らかの理由により、毛穴の一部が内側にめくれて袋状の構造物となり、その中に脱落した角質や皮脂が溜まり徐々に成長していく疾患です。

1度なると、何度も繰り返す人もいるそうな…

 

首のニキビ(粉瘤)。はじめはこんな感じです

そう。ニキビだと思いました。

どこからどう見ても、ニキビだと思いました。

でも、だんだん痛みが増してきました。

 

ニキビと粉瘤との違いは?

首にニキビ。しこりあり

・噴火口のような黒い穴がある。

・痛い

・腫れてくる

 

首にニキビができたら皮膚科を受診

皮膚科に受診しました。

ここからは、世にも恐ろしい手術失敗エピソード(笑)

年末には病気になるものじゃないです。

 

古い病院での恐ろしい診察

その日は、年末。
12月30日で皮膚科はほとんどやっていませんでした。

ネットで調べて、唯一やっていた「内科・整形外科・皮膚科」の総合病院に行くことに。

 

到着した病院は・・・
恐ろしく古い病院。

 

病院の中には待っている人が何人かいて、私の前には子供連れの男性がいました。

 

「病院終わったらアイス買って帰ろうな。ママには内緒やで」

「え!パパと2人だけの秘密?わかった」

と、何とも可愛い会話をする親子でした。

 

その可愛い親子が先生に呼ばれ、
診察を終えて出てきました。

 

そして、その2人が呼ばれた後、
私が呼ばれたのですが…

 

診察室に入ったら
大きなパソコン画面にMRIの写真が。

しかも陰部の写真。

 

A3以上の縦のパソコン画面にでかでかと映された白黒の陰部の写真。

いや、まさか陰部ではないだろう。

もしかしてさっきのパパさんの陰部…?

いや、まさかね…。

 

でも何度見ても陰部にしか見えなくて、

なんで前の患者の拡大された陰部の写真の前で、しかもデスクの上にあるから目の高さの位置で陰部見ながら診察やねん。

って思いながら、

おじいちゃん先生に鎖骨を見せる。

 

「粉瘤なんて言葉、よく知ってたねー」

いや、旦那が最近なってたので。

 

「ちょっと見せて」

ってぎゅっと押された。

 

いやいや、めちゃくちゃ痛いんすけど!!

 

「粉瘤かなぁー。皮膚科医じゃないからわからんなー」

 

え?アナタ誰?

 

そう思って

「え?ここ皮膚科じゃないんですか?」

って半ギレで言うと

 

「え、じゃぁ皮膚科行く?〇〇先生のとこ連れてってあげて」

って。

 

看護婦
「え!〇〇先生のとこですか?いいはいいんですけど…。そしたらこちらへどうぞ」

って。

 

いやいやいや、何その訳ありな感じ。

ってか、さっきの先生は誰?
何科の先生?
なんで私この先生の元に呼ばれたの?

(なんで陰部の写真見せられたの?)

 

疑問だらけのまま、古い病院の奥まで連れていかれました。

 

不信感満載の皮膚科医

廊下をしばらく歩き、皮膚科に着いた。

 

看護婦
「ちょっと寒いけど、ここで待っててね~」

 

めちゃくちゃ寒い。

 

先生に呼ばれた。

見せると「粉瘤っぽいねー」って。

「でも、見えるところだからなー。どうしようかなー」

 

やたらと
「どうしようかな」を連呼する先生。

 

「本来は切って中身の芯取り出したいんやけど、傷残ったらなー。どうしようかなー」

 

いや。
傷残るなんて絶対いや。

「局麻して、〇〇したらいけるかー」

 

いやいや、大丈夫?

ほんと大丈夫?

 

そう思いすぎて

「え、大丈夫なんですか?」って声が出てしまった。

 

「化膿してるから、そのままにしてても膿でてきて傷になるから、それよりは切って中身出したほうがいいと思う」って。

「うん。そうしよう!」って。

 

不安すぎるー!!
おじいちゃん先生やし、不安でしかない!!

 

…そして手術することに。

 

手術室ではなく、レントゲン室で手術

手術室でもなく、診察室でもなく、
呼ばれたのはまさかのレントゲン室。

 

ごちゃごちゃしたレントゲン室の冷たいベッドに「寒いけどここに横になってー」って。

簡易的なライトと、赤い消毒液に浸されたハサミとメスのような器具。

ガーゼ。

小さな注射器。

着々と準備をする看護婦さん。

 

まじでここでするのか..。

 

盲腸の入院のときに毎日注射失敗されて、注射恐怖症になってしまった私。

 

粉瘤の痛みと、注射の恐怖と、ホコリっぽいレントゲン室。
「衛生的に大丈夫なのか?」と言う不安と、「どうしようかなー」って先生の声に対する不安と、リンパの近くだから感染症とかになったらどうしようって不安と、いろんな不安が重なって、

とにかく怖い。

 

そんな中、おじいちゃん先生登場。

 

粉瘤の手術開始

出血したらダメだから…と、服の周りに巨大なガーゼ。

私の顔にもシートで覆われて、手術開始。

 

「ちょっと痛いよー」って局部麻酔される。

鎖骨に注射。

 

まじで痛い。

 

粉瘤の痛みと注射の痛みで、もう余裕なかった。

「痛い。」

「痛い。」

それしか言ってなかった。

 

麻酔が効いてくると、痛みはなくなってきた。

 

人間って
痛みなくなると心に余裕できることを知った。

 

逆に言うと、
人間って痛みがあるとロクなことを考えない。

 

痛みがなくなると冷静になれた。

皮膚が切られる感じ、引っ張られる感じ、
今どうなってるのか見てみたくてウズウズしてた。
(HSS作動(笑))

 

手術中も「えーっと…どうしようかなー」って。

 

めっちゃ不安。

どうなってるのか見えないし。

ありえない。

 

そしたら
「ちょっと出血がひどいから縫っとくね」って。

 

「はい」としか言えない状況。

 

最小限の傷で抑えてくれるはずが、
まさかのひと針縫うことに。

 

ありえない。

もう二度と来たくない。

 

そんなこんなで手術終了。

 

手術後の様子、見たいよね。
私も見たかった。

このテープにより、しばらく見れずにウズウズしてた(笑)

 

そしてなにより、このテープで皮膚が引っ張られて痛い。

 

とにかく痛いまま、
痛み止めと抗生物質もらって帰宅しました。

 

首にできた粉瘤まとめ

粉瘤って、防ぎようがなく、なる人は何回でもなるそうです。

・免疫落とさない事
・無理しないこと

そうやって防ぐしかないそうな…。

 

すごく嫌な病院で、嫌な手術で、痛い思いして、怖くて、嫌な感じだったけど、

手術する前より痛みはなくなって、

結果的に年内に取り除いて良かったと今は思っています。

 

粉瘤と共に年越すより良かったかな…と。

 

来年はいい1年でありますように…。

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